オーバーレイクリップでのビデオマスクの使用
ビデオマスクは、アニメーションを使ってオーバーレイクリップのコンテンツを出現させる手法です。機能としてはトランジションに似ています。既存のビデオマスクを適用したり、独自のビデオマスクを作成・インポートしたり、サードパーティのビデオマスクをインポートすることができます。
ビデオマスクを使うことで、独創的な表現で下位のコンテンツを出現させることができます。
独自のビデオマスクを作成する方法はたくさんあります。例えば、新しいプロジェクトを始め、ライブラリの[カラー/装飾] カテゴリーから、黒のカラータイルと白のカラータイルをタイムラインに追加します。トランジションを適用し、長さを 2 つのタイルに一致させます。作業内容をビデオファイル(MPEG 4、AVI、またはMOVなど)に保存します。続いてこのファイルをビデオマスクとしてインポートできます。
マスククリエーターを使用してビデオマスクを作成することも可能です。詳しくは、
マスククリエーターの使い方を参照してください。
オーバーレイクリップへビデオマスクを適用するには
1	タイムラインでオーバーレイクリップを選択します。
2	[属性] タブで [マスク&クロマキー] をクリックします。
3	[オーバーレイオプションを適用]をクリックし、[タイプ]ドロップリストから[ビデオマスク]を選択します。
4	マスクを選択します。
作成したマスクを選択するには、
[マスクアイテムを追加] ボタンをクリックして 

 ビデオファイルを参照します。
5	プレビューウィンドウで、新しい設定でイメージがどのように変わるかを確認します。
ビデオマスクのリストからファイルを削除するには、マスクのサムネイルをクリックし、
[マスクアイテムを削除] ボタン 

 をクリックします。
ビデオマスクのフォルダーはデフォルトのユーザーコンテンツフォルダー(...Documents/Corel VideoStudio Pro/X10.0/)に作成できます。