はじめに : Corel VideoStudio X9の新機能
 
Corel VideoStudio X9の新機能
クリエイティブな新機能が追加され、さらに既存の機能も向上した Corel VideoStudio を使うと、傑作ビデオをよりスピーディーに作成することができます。主な機能は以下の通りです。
新しくなったマルチカメラエディタ — 異なるカメラで異なるアングルから撮影された映像から、プロ並みのビデオ作品を作成できます。使いやすいマルチビューのワークスペースで、ビデオクリップを同時に再生しながらその場で編集作業を行えます。放送スタジオのカメラ切り替えのように、ビデオクリップを切り替えることで、1つのシーンの異なる角度、異なる要素をキャプチャできます。詳しくは、マルチカメラ編集を参照してください。
音声レベルの平均化機能の強化 — 異なるデバイスからの複数音源を使用する場合、それがビデオクリップ内の音声でもオーディオのみのクリップでも、往々にして各クリップの音量が異なります。音声レベルの平均化機能を使うと、すべてのクリップの音量を調整して均一化し、プロジェクト全体で同じボリュームになるようにすることができます。詳しくは、オートミュージックの使用を参照してください。
エンハンスト オーディオダッキング — 背景の音を自動的に低くして、ナレーションがはっきりと聞こえるようにするオーディオダッキングのリードイン/アウトの時間を微調整します。詳しくは、オーディオダッキングを使って音量を自動調整するを参照してください。
スピードおよびパフォーマンスの最適化 — ビデオ編集には、いつでもスピードとパフォーマンスが求められます。最新の第 6 世代インテルのチップに最適化され、MPEG 4 と MOV の再生パフォーマンスが改善した VideoStudio なら、編集作業が楽しく、スムーズになります。
より多くのフォーマットに対応 — HEVC (H.265) と *MXF (XAVC) にも対応し、より幅広い互換性を実現しています。HEVC は、H.264 が改善されて圧縮機能が向上し(ファイルサイズをおよそ 50% 縮小)、4K プロジェクトなどで新しい形式のファイルサイズを小さく抑えることができます。
モーショントラッキング設定の強化モーション トラッキングマルチポイントトラッカーで、人物や動く物体を簡単かつ正確にモザイク加工できます。人物や物体のカメラからの距離が変わると、画面に写る大きさに合わせてモザイクのサイズを自動的に調整します。詳しくは、ビデオオブジェクトのモーショントラッキングを参照してください。
改良されたタイムライン — 右クリックだけでトラックを挿入、削除できるようになったため、タイムラインでの編集作業の流れを損ないません。詳しくは、トラックを表示/非表示にするにはを参照してください。また、ミュージックトラックの追加も 8曲まで可能になりました。
新しくなったおまかせモード テンプレートの作成 — VideoStudio X9 で FastFlick X9 テンプレートを作成できます。以前に保存された静的なプロジェクトであるインスタントプロジェクト テンプレートとは異なり、おまかせモード テンプレートは、ユーザーがテンプレートにドロップした写真やビデオの数に合わせて自動的に拡大または縮小するよう設計されています。詳しくは、おまかせモードテンプレートの作成を参照してください。
ライブラリ機能の強化 — ビデオフィルターと共に、ライブラリでオーディオフィルターを利用できるようになりました。さらに、インポートとバックアップ機能の向上により、カスタマイズしたライブラリとプロファイルが保持されるようになりました。デバイスをアップグレード、または変更しても、プロファイルやメディアファイルのバックアップや復元を簡単に行うことができます。
さらに多くの NewBlue ビデオエフェクト — 業界トップの NewBlue が提供するボーナスツールで素晴らしい特殊効果を作成できます。これまでの多彩な効果フィルターの数々に加え、VideoStudio Ultimate X9 には *NewBlue Video Essentials VII が追加され、カラー、トーン、ディテールの修正や、グラデーション塗りつぶし、PIP、オートパンといった特殊効果の追加がより簡単にできるようになりました。
*VideoStudio Ultimate のみでご利用いただけます。