このページの手順へのクイック リンク:
オーディオダッキング(概念はサイドチェインと類似)は、自動的にあるトラックの音量を下げて、他のトラックを聞こえやすくするものです。例えば、音楽とナレーションが含まれるビデオプロジェクトがある場合、オーディオダッキングを利用することでナレーターが話している間、音楽の音量を自動的に下げることができます。このとき、「ダッキング」を起動するしきい値と、どの程度バックグラウンドトラックの音量を下げるかを調整できます。
|
• |
ダッキングレベル — 下げる音量を決めます。数値が高いほど音量が下がります。 |
|
• |
感度 — ダッキングが起動するために必要な音量のしきい値(選択したトラックの上のトラックから測定)を決めます。多くの場合、満足できる結果を得るには[感度] スライダを調整する必要があります。 |
ここの例では、ナレーションが紫のトラックで、音楽が青のトラックです。各例の黄色のラインは、次のようにオーディオダッキングの感度を設定した場合の音楽トラックの音量が下がる時点とその程度を示しています。上 = 0、中央 = 2、下 = 30。この例では、2の設定が最適に機能しています。
オーディオダッキングは、オーディオが含まれるビデオクリップに使えます(テレビゲームのビデオなど)。それはどのように?タイムラインにビデオクリップを追加し、そのクリップを右クリックして [オーディオを分割] を選択します。生成されたオーディオトラックを音楽トラックにドラッグします。続いてボイストラックにナレーションを録音し、この音楽トラックにオーディオダッキングを適用できます。
黄色の音量ラインのキーフレームノードをドラッグ、追加、または削除することで、オーディオダッキングの効果を手動で微調整できます。
Copyright 2015 Corel Corporation. All rights reserved.